カードローンの任意返済について解説する女性
2023.12.18

任意返済とは?約定返済額や最小返済額との違いや、元金のみ返済することはできるのか解説 wave

カードローンのご返済では、毎月ほぼ一定の金額を返済していく「約定返済」という方式が一般的です。しかし、「今月は家計に余裕があるので決められた金額以上の返済をしたい」と思う方もいるのではないでしょうか。

毎月決まった金額以上のご返済をしたいときに便利なのが、カードローンの「任意返済」です。「任意返済」をすることで、結果的に支払う利息を抑えることも可能です。この記事では任意返済の意味と、他の返済方法との違いや具体的なメリット、任意返済の方法について詳しく解説します。

  1. カードローンの「任意返済」とは?
  2. 任意返済のメリット
  3. アコムのカードローンのご返済方法
  4. まとめ

カードローンの「任意返済」とは?

カードローンの「任意返済」とは、毎月の約定返済とは別に任意のタイミングで利用中のカードローン会社へご返済をすることをいいます。

カードローン会社によっては「随時返済」、「追加返済」、「繰上げ返済」などといわれることもあります。任意返済を行ったとしても、毎月の支払いは通常どおり行われます。

そのため、結果的に毎月決められた返済金額以上を返済することになります。

アコムでは「定率リボルビング方式」により、毎月の約定返済額が決まります。

約定返済額は、毎月定められたご返済期日までに支払う必要があります。アコムでは、この毎月のご返済とは別に、お客さまの都合にあわせて追加でご返済も行えます。

カードローンの「約定返済」について

カードローンの返済方式は、一般的に「約定返済」が採用されています。「約定返済」とは、カードローン各社のご契約によって決められた返済日に、決められた返済額をご返済することを指します。

一般的には、ご契約によって決められた返済日を「約定返済日」、ご契約で決められた返済額を「約定返済額」といいます。

アコムでは、「最後に借入されたときの借入残高」に「一定の割合」をかけた金額が「最少返済金額」となり、1,000円未満の端数がある場合は、切り上げて1,000円単位にしたものが約定返済額となります。

また、アコムのご返済日は「35日ごと」と「毎月指定期日」、「毎月6日(口座振替選択時)」のいずれかを選ぶことができます。「35日ごと」では、前回のご返済日の翌日から35日後が次回の返済期日となります。

最初のご返済日は、お借入日の翌日から35日後になります。「毎月指定期日」では、お客さまがご希望された毎月指定日がご返済期日になります。ご返済期日より15日以上前にご入金されますと、前月の追加入金扱いとなるので、ご注意ください。

口座振替でのご返済を希望した場合は「毎月6日」に自動的に指定の口座から引き落としとなります(※1)。

(※1)6日が金融機関の休業日の場合は、翌営業日が口座振替日となります。口座振替(自動引き落とし)は約定返済金額となります。

ご返済期日はカードローン各社によって異なるので、契約前に確認しておきましょう。

カードローンの「一括返済」について

カードローンでは通常、毎月決まったご返済金額を返済していきます。それに対して、お借入金額を一度にご返済し、完済することを「一括返済」といいます。

アコムでも毎月のご返済とは別に、お客さまのご都合にあわせた全額支払い(完済)に対応しています。

アコムのATM、提携先のATM、銀行口座への振込、またはインターネット返済で全額支払いができます。

なお、ATMからのお支払いについては、1,000円単位の取引となるため、端数が残ることがあります。残った端数は「無利息残高(※2)」となります。無利息残高の精算は銀行振込、インターネット返済で支払うことができます。

(※2)「無利息残高」とは、利息・手数料を付けず、支払期限も設定しない残高としてお取り扱いする金額のことです。

任意返済のメリット

任意返済のメリットを解説する女性

続いて、任意返済を活用するメリットについて解説します。

好きなタイミングでご利用できる

任意返済では、カードローンのご契約で定められたご返済期日とは別の任意のタイミングでご返済を行うことができます。

ご自身の家計に余裕があるタイミングや、臨時収入によって一時的に多くご返済できるタイミングで、自由に活用することができます。

また、一般的なカードローンでは、ご返済を行うとお借入枠が復活します。そのため、追加でご返済することで、毎月の決められたご返済額以上のお借入枠を復活させることができます。

利息を抑えることができる

カードローンでは、ご返済時のお借入残高に対して利息が発生します。カードローンの利息は通常「借入残高」、「借入利率(実質年率)」、「ご利用日数(借入日数)」によって変化します。

例えば、アコムの利息計算は「借入残高×借入利率÷365日(※3)×ご利用日数=利息」で計算されます。

(※3)うるう年は、365日が366日になります。
(※3)お借入の当日はご利用日数に含まれません。

そのため、カードローンではご返済期間が長引くと利息が高くなる要因となります。

ご返済期間を短くする方法のひとつとして、任意返済があります。任意返済によって最少返済額以上の金額をご返済することで、通常のご返済時よりも返済期間が短くなり、発生する利息を抑えることができます。

アコムのカードローンのご返済方法

カードローンのご返済方法は、各社によって異なります。ここではアコムのカードローンのご返済方法ついて解説していきます。

アコムのカードローンのご返済方法には、「インターネット」、「アコムATM・提携ATM」、「振込・口座振替(自動引き落とし)」があります。

アコムでは、約定返済額を、「35日ごと」もしくは「毎月指定期日」、「毎月6日払い(口座振替選択時)」のいずれかの返済日にご返済いただきます。

追加でのご返済について

ここでは、アコムで毎月定められた返済金額に追加して、ご返済する方法について詳しく解説します。アコムでは、追加でのご返済にあたり特別なご連絡をいただく必要はありません。

毎月指定期日によるご返済の場合、ご返済期日までに追加でのご返済を行うと、追加入金扱いとなります。ただし、ご返済期日より15日以上前に入金されますと、前月の追加入金扱いとなるのでご注意ください。

「35日ごと」でのご返済を行っている場合も、ご返済時に追加でのご返済を行うことで追加入金扱いとなります。

仕事などが忙しい場合でも、インターネット返済や全国のアコムの店舗に設置されているATM、提携先金融機関もしくは24時間利用可能なコンビニATMからもご返済が可能です。

提携している金融機関などのATM一覧は下記のとおりです。

提携ATM

  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • ローソン銀行
  • イーネットATM(※4)
  • イオン銀行
  • 北海道銀行
  • 北陸銀行
  • 東京スター銀行
  • 八十二銀行
  • 三十三銀行
  • 広島銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 福岡銀行
  • 十八親和銀行
  • 熊本銀行
  • クレディセゾン

(※4)E-netのマークがあるコンビニ等のATM(ファミリーマート・ポプラ・デイリーヤマザキ等)
(※4)イーネットはカードを挿入後、ATM画面に表示される銀行名が、三菱UFJ銀行、北海道銀行、北陸銀行、福岡銀行、十八親和銀行、熊本銀行のみクレジットの入金がご利用いただけます

アコムのATM、提携ATMの営業時間は次のとおりです。

ATM種類アコムのATM提携ATM
営業時間24時間(年中無休)提携先金融機関による

ただし、毎週月曜日1:00~5:00の間は定期点検のため、アコムATMならびに提携ATMは利用いただけません。

アコムでは、ご紹介した方法により、ご自身の都合に合わせて追加でのご返済が可能です。

毎月の約定返済額よりも多くご返済することにより、元金を早く減らすことができ、発生する金利を抑えることが可能です。結果的にご返済総額を抑えることができるため、家計に余裕があるタイミングでご活用ください。

まとめ

カードローンの「任意返済」とは、毎月のご返済金額とは別に、ご自身の任意のタイミングでカードローン会社へ追加返済することを指します。

カードローンでは、一般的にご返済期間が長くなるほど利息が多くなる傾向があるので、任意返済を活用することで結果的に利息を抑えることができます。

アコムでも、ご自身の好きなタイミングで追加でのご返済が可能です。家計に余裕のあるタイミングでご活用ください。

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