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2025.09.30

フリーローンのメリットやデメリットは?カードローンとの違いも解説! wave

フリーローンは、使い道が原則自由なローン商品です。この記事では、多くの金融機関が提供しているフリーローンについて何に注目してフリーローンを選べばよいのか、メリットやデメリット、比較したいポイントを解説します。フリーローンと同じく、基本的に使い道が自由なカードローンとの違いについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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  1. フリーローンとは?
  2. フリーローンとカードローンの違い
  3. フリーローンのメリット
  4. フリーローンのデメリット
  5. フリーローン選びで意識したい3つのポイント
  6. フリーローンの利用方法
  7. まとめ

フリーローンとは?

カードローンの返済を遅延した人

フリーローンは、借りたお金の使い道が原則自由な個人向けローンです。また、フリーローンの借入回数は1回のみであることが多いです。何度も繰り返し借入できるローンではないことに注意が必要です。

例えば、旅行費用で5万円、引っ越し費用3万円、生活費で2万円借りたいなど、お金の使い道が複数ある場合は1回でまとめて10万円借りる必要があります。フリーローンを利用する際は、借りたい金額をすべて計算してから申し込むようにしましょう。

反対に、住宅ローン(家の購入費用)、自動車ローン(車の購入費用)のように使い道が決まっているローンは「目的別ローン」と呼びます。使い道が限定されていますが、フリーローンと比較して金利が低く設定される傾向があります。

フリーローンが役立つ場面

フリーローンは使い道が原則自由であるため、高額な買い物や旅行費用だけではなく、医療費や学費といった出費にも対応可能です。

また、借入回数は最初の1回のみですが使い道が原則自由なため、お金の使い道が複数ある場合もフリーローンでまとめて一括借入して、必要に応じて用途ごとに分けて使うと便利です。

フリーローンとカードローンの違い

フリーローンとカードローンの違いをイメージした画像

フリーローンとよく比較されるのが、カードローンです。カードローンも一部を除き、基本的には使い道が自由なローン商品です。大きな違いとして「借入できる回数」「借入までの時間」「サービスを提供する金融機関」があります。

それぞれどのように異なるのか解説します。

  • 借入できる回数
  • 借入までの時間
  • サービスを提供する金融機関

借入できる回数

フリーローンは、借入できる回数が1回のみです。そのため、追加で借入したい場合は、再度フリーローンに申し込むか、別のローンに申し込まなければなりません。

例えば、フリーローンで50万円借入したあと、追加で10万円借入したい場合は、新たな契約として審査が必要になります。

一方のカードローンは、契約極度額(借入可能額)の範囲内であれば、原則として何度でも繰り返し借入できるローン商品です。契約極度額(借入可能額)は審査によって利用者ごとに異なりますが、追加で借入したい場合もその都度必要な金額だけ利用できます。

アコムのカードローン も、契約時に設定された契約極度額(借入可能額)の範囲内で、原則として何度でも繰り返し借入できます。もちろん、借りたお金の使い道も自由です。

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借入までの時間

時間をイメージした画像

借入までの時間は、基本的にフリーローンよりもカードローンのほうが早い傾向にあります。

フリーローンは、金融機関によっては審査に数日、借入までに1~2週間かかる場合があります。一方のカードローンは審査が早い傾向にあり、なかでも消費者金融のカードローンは最短即日融資に対応していることもあります。

アコムのカードローン は、審査時間最短20分(※1)、即日融資(※1)にも対応しています。今すぐお金が必要な場合は、アコムのカードローンを検討してみてください。

(※1)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。

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サービスを提供する金融機関

フリーローンを提供する金融機関は主に銀行ですが、一部でクレジットカード会社でも取扱っています。一方、カードローンは、銀行、クレジットカード会社のほか、消費者金融、信販会社など、さまざまな金融機関が提供しています。

関連リンク:カードローンとフリーローンの違いは?それぞれの特徴や審気になる審査についても解説

フリーローンのメリット

カードローンを利用するメリットのイメージ画像

使い道が原則自由なフリーローンですが、そのほかのメリットを理解しておくことで自身に合った商品を選びやすくなります。ここでは、フリーローンのメリットとして、以下の3つを解説します。

  • 金利が比較的低い
  • 上限金額が比較的高い
  • 返済計画が立てやすい

金利が比較的低い

金融機関にもよりますが、フリーローンは、一般的にカードローンより金利が比較的低く設定される傾向にあります。低金利で借入できれば、基本的に利息分の支払いが減るため総返済金額が少なくなる可能性があります。ただし、総返済金額は、金利以外に借入金額や借入期間などによっても異なるため、詳細な金額を知りたい場合は、借入前に多くの金融機関で提供している返済シミュレーションを活用してみるとよいでしょう。

上限金額が比較的高い

フリーローンは、カードローンと違い一括でまとめて借入するのが基本のため、借入できる上限金額が比較的高い傾向にあります。フリーローンの上限金額は金融機関によって異なりますが、一般的に500万円~1,000万円程度が多いです。ただし、実際に借入できる金額は、申込者の収入や返済能力などによって異なります。

1回でまとめて高額を借入したい方は、フリーローンが選択肢になるでしょう。

返済計画が立てやすい

返済計画が立てやすい点も、フリーローンのメリットです。

フリーローンは、借入回数が契約時の1回のみであるため、一度借入したあとは返済のみ進めていくことになります。カードローンと違って追加での借入はできませんが、毎月の返済金額が変わらないため、最初に立てた返済計画を実行しやすくなっています。

また、フリーローンの返済期間は最長10年など明確に決まっているため、完済までの見通しも立てやすいでしょう。

フリーローンのデメリット

デメリットをイメージした画像

フリーローンは、使い方によってはメリットだけでなくデメリットもあるため、申し込む前に把握しておくとよいでしょう。

フリーローンのデメリットには、主に以下の3つがあります。

  • 追加の借入ができない
  • 融資までに時間がかかる場合がある
  • 返済期間が決まっている

追加の借入ができない

前述のとおり、フリーローンは、契約時に1回借入したあとは追加で借入できません。追加で借入したい場合、新たにフリーローンに申し込んで審査を受けるか、ほかのローンへの申し込みが必要です。

借入のたびに申し込みや審査が必要になることや、借入先が複数になることを不便に感じる方は、契約極度額(借入可能額)の範囲内なら原則として繰り返し借入できるカードローンが向いているかもしれません。

融資までに時間がかかる場合がある

フリーローンは金融機関によっては、申し込みから借入まで1週間以上時間がかかる場合があります。

フリーローンは、1回で融資される金額が大きいこともあり、申し込んでから実際にお金が入金されるまで、さまざまな工程を経るため時間がかかる傾向にあります。

「今すぐお金が必要」といった場合は、フリーローンでは間に合わない可能性が高いため、最短即日で融資を受けられる可能性もある消費者金融のカードローンが候補になるでしょう。

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返済期間が決まっている

フリーローンは、商品ごとに返済期間が決まっています。例えば返済期間が最長5年のフリーローンの場合、必ずその期間内に完済しなければなりません。期間内に完済するためには事前に返済計画を立てたうえで、返済を進めることが大切です。

カードローンの場合、毎月の返済金額は決まっていても、取引状況によっては返済期限が定められていません。ただし、完済までの返済期間が長くなるほど、利息負担も多くなるため注意が必要です。

フリーローン選びで意識したい3つのポイント

フリーローンを選ぶ3つのポイントをイメージした画像

どのフリーローンを選べばよいのか迷ったときは、以下の3つのポイントを比較しましょう。

  • 借入可能額
  • 金利
  • 返済方法の種類

借入可能額

借入可能額とは、そのローン商品でお金を借りられる上限金額のことです。金融機関や商品によって借入可能額は異なります。

借入可能額が自身の借りたい金額に対応しているフリーローンなのか、確認してから申し込むようにしましょう。ただし、借入可能額が自身の借りたい金額に対応しているフリーローンといっても、金融機関の審査によって、利用者ごとに借入できる金額は異なります。

金利

金利は、「借りたお金に対する利息の割合」であり、ローン商品ごとに異なります。「金利○%」と表現されることが多いです。

利息は、金利、借入金額、返済までの日数によって計算されます。借入金額と返済までの日数が同じであれば、金利が高いほうが利息も高くなります。少しでも利息を抑えたい方は、より金利が低いローンを選びましょう。

多くの金融機関では、返済金額や返済期間、総返済金額が計算できる返済シミュレーションを提供しています。返済シミュレーションを利用して、毎月の返済金額や総返済金額がどれくらいになるのか、事前に確認しておくとよいでしょう。

また、フリーローンによっては、担保を条件に金利が低くなることもあります。担保として利用できる不動産などがある方は、担保ありのローンを検討しても良いでしょう。

返済方法の種類

フリーローンではまとまった金額を借りることが多いため、返済も長期になる傾向があります。返済しやすい方法が用意されているか返済方法の種類も確認しておきましょう。

フリーローンの利用方法

カードローン 利用目的

前述のとおり、フリーローンは申し込みから借入までに1週間以上時間がかかる場合があります。なるべく早くお金が必要な場合は、フリーローンの利用方法について知っておくことが大切です。

ここからは、フリーローンの利用方法について、申し込みに必要な書類と申し込みの流れに分けて解説します。フリーローンの利用を検討している際に役立ててください。

申し込みに必要な書類

フリーローンの申し込みに必要な書類は、主に以下のとおりです。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類

フリーローンに申し込むときは、本人確認書類の提出が必要です。金融機関では、「なりすまし」による不正利用や「マネーロンダリング(資金洗浄)」を防ぐ目的で必ず本人確認が実施されます。

提出できる書類は金融機関ごとに異なる場合がありますが、「運転免許証(表・裏)」、「マイナンバーカード(表面のみ)」など顔写真付きの書類が一般的です。

また、一定金額を超える借入を希望する場合は、収入証明書類の提出が必要になる可能性があります。収入証明書類には、源泉徴収票、所得証明書などが当てはまります。本人確認書類と同様、金融機関ごとに提出できる書類が異なる場合があるため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

関連リンク:カードローンの審査|確認事項や手続きの流れ、審査が通らない原因とは?

申し込みの流れ

カードローンのお申し込みの流れ

フリーローンの種類や金融機関によって申し込みの流れは異なりますが、一般的な流れは以下のとおりです。

  1. 申し込み
  2. 書類提出
  3. 審査
  4. 契約
  5. 融資

申し込みから審査までインターネット上で手続きが完了する場合もあれば、郵送や来店が必要な場合もあります。金融機関によって異なるため、申し込む前に確認しておきましょう。また、基本的に融資は、契約手続きが完了するとすぐに登録した銀行口座に直接振り込まれますが、一部の金融機関では窓口で現金を受け取れる場合もあります。

まとめ

まとめ

フリーローンは、使い道が原則自由なローン商品です。借りられる上限金額が比較的高額なため、お金の使い道が複数あるときや、まとまった金額を一括で借りたいときに役に立つローンです。また、上限金額が比較的高額なだけでなく、金利も比較的低い傾向にあり、契約時に一括で借入するため、最初に立てた計画のとおり返済を進めやすいなどのメリットがあります。一方、追加の借入ができない、融資までに時間がかかる、返済期間が決まっているなどのデメリットもあり、使い方次第では不便に感じる可能性もあります。申し込む前にあらかじめ使い道や借入したい金額、返済期間などシミュレーションしておくことが大切です。

一方で、カードローンは、契約極度額(借入限度額)の範囲内であれば、原則として繰り返し自由に借入できるローン商品です。なかでも消費者金融のカードローンは、即日融資にも対応している場合があり、今すぐお金が必要な場合などに役立ちます。

例えばアコムのカードローン は、審査時間最短20分(※1))、即日融資(※1)も可能なので、お急ぎのときにも利用できます。

(※1)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。

今すぐお金が必要な場合は、アコムのカードローンへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

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監修者:高柳 政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。

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