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2024.01.04

コンビニでキャッシングする方法は?流れやメリット・デメリットを紹介 wave

急にお金が必要になったときなどお金を借りる必要があり、キャッシングを行う場合には「銀行のATMで借りる」「消費者金融のATMで借りる」「コンビニエンスストア(以下、コンビニ)のATMで借りる」など、さまざまな借入方法があります。

借入方法によって、限度額や手数料が異なるため、お金を借りる場所や方法、流れなどを事前に知っておくと、緊急事態が発生したときにすみやかに対応できるでしょう。

この記事では、最も身近なコンビニにあるATMでどのようにキャッシングすればよいのか、その方法や流れ、メリット・デメリットについて紹介します。

コンビニATMでキャッシングできるカードの種類

コンビニATMでキャッシングできるカードは、「キャッシング専用カード」、「キャッシング機能がついているクレジットカード」、「カードローンと一体型のキャッシュカード」の3種類です。それぞれのカードの特徴やメリット・デメリット、注意する点などについてご紹介します。

関連リンク:クレジットカードのキャッシングを使うにはどうしたらいい?利用方法や返済方法も解説

キャッシング専用のカード

キャッシング専用カードとは、消費者金融や金融機関、クレジットカード会社とカードローンの契約を行うと発行されるカードで、このカードを利用してキャッシング(借入)と返済を行うことができます。

キャッシング専用カードを使用できる場所は、カードローン会社や金融機関のATM、コンビニのATMです。自身が契約したカードローン会社のATMを利用した場合には、基本的に手数料はかかりません。一方、他社のATMやコンビニなどの提携ATMを利用した場合には、利用額に応じて110円から220円の手数料がかる場合があります。

ただし、他社のATMであっても、カードローン会社との提携内容によっては手数料がかからない場合もあるので、カードローン会社のホームページなどで確認するとよいでしょう。

キャッシング機能が付帯しているクレジットカード

クレジットカードにキャッシング機能が付いていれば、クレジットカード一枚で、ショッピングも現金の借入もできます。 クレジットカード契約時に、キャッシング枠が付いている場合には、キャッシング枠の設定が行われているため、そのキャッシング枠内であればすぐに借入することが可能です。

ただし、新たにキャッシング枠を追加契約する場合やキャッシング枠を増額する場合には、審査が必要になります。キャッシング枠の有無や、利用可能額がどれだけあるのか、すでに使っているクレジットカードの契約を確認してみましょう。また、追加契約や増額など審査が必要になる場合には、利用できるようになるまで、時間が必要となることに注意しましょう。

カードローンと一体型のキャッシュカード

カードローンと一体型のキャッシュカードとは、銀行口座のキャッシュカードにカードローン機能が搭載されたカードを指します。キャッシュカードとカードローンのカードを2枚持つ必要がなくなるため、便利で使い勝手がよいといえるでしょう。

また、金融機関の中でも、ネット銀行のカードローンであればコンビニATMの利用料が無料となるケースが多いため(回数制限などあり)、金利とATM利用手数料を合わせたキャッシングにかかる費用を抑えることができます。

コンビニATMでキャッシングするメリット

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平日だけでなく土日祝の深夜も利用可能

コンビニのATMは、平日だけではなく、土日祝日など、曜日に関係なく利用することができます。仕事の帰りや出勤の途中、買い物のついでなど、生活スタイルに合わせてキャッシングができるでしょう。

コンビニの店舗数が多く、どこでも利用できる

コンビニの店舗数は、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会加盟7社合計で5万件以上あります。(2023年8月末現在)

そのため、家の近くや出先など、日本国内であればどこでも利用することができます。

出典:一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会

コンビニATMで返済が可能

コンビニATMでは、キャッシングだけでなく返済も可能です。前述の通り、コンビニの店舗数は多く、借入や返済などの際に、手軽にATMを利用することができます。ただし、1,000円未満の金額はコンビニATMでは取引できません。そのため、1円単位など、1,000円未満の取引を行う場合については利用ができません。1,000円未満の取引が必要な場合には、振込など別の対応が必要です。

周囲にキャッシングの利用だと知られにくい

キャッシングの借入や返済を周囲に知られたくない場合、金融機関のATMを使わずにコンビニATMを利用することで、周囲からは何の利用をしているのかは分かりません。そのため、金融機関のATMに入ることに懸念がある場合、コンビニのATMは、周囲の人に知られたくないという方でも、キャッシングを利用しやすい環境にあるといえるでしょう。

コンビニATMでキャッシングする際の注意点

CDやATMで外出時のキャッシングをもっと便利に

1日の借入できる金額に限度がある

コンビニATMを利用する場合には、金融機関のATMと同様に1日の利用金額に上限が設けられており、その多くが1日上限50万円となっています。そのため、50万円以上の取引が必要な場合には振込で対応するなど、別の方法を利用しましょう。

小銭の取り扱いは原則不可

コンビニATMは、基本的に紙幣のみの取り扱いのため硬貨は使用できません。このため キャッシングの借入や返済の利用についても1,000円未満の取引はできません。 1,000円未満の取引を行う場合には、金融機関のATMや振込などの方法を利用してください。

手数料が発生する

コンビニATMを利用するには、基本的にATM利用手数料が必要となります。手数料の金額は利用する金額に応じて異なりますが、110円から220円が一般的です。利用しているカードローン会社とコンビニATMとの提携状況によっては、一部手数料が無料になる場合もあるので、利用する予定のカードローン会社とコンビニATMとの関係や手数料の有無について、事前に確認しておきましょう。1回の手数料が小額であっても、利用回数が増えれば大きな金額となるため注意が必要です。

利用明細書に注意

キャッシングなどの利用状況については、近年ではホームページなどで確認ができるため、自宅に利用明細が届き、家族に知られてしまうという可能性は少なくなっています。しかし、コンビニATMなどを利用する都度、利用明細が出力されてくるため、キャッシング利用を知られたくない場合には、利用明細の取り扱いに注意が必要です。

メンテナンス時は利用ができない

24時間365日の営業が多いコンビニでも、ATMについては定期的にメンテナンスが行われる場合があります。メンテナンスとは、ATMそのものの修理・設備点検や、システム全体の保守・点検・維持管理などです。

メンテナンスの時期も毎日数分であったり数カ月に一度であったりなど、その頻度は会社ごとに異なるため、利用を予定している場合には、カードローン会社などのWebや利用するコンビニATMを事前に確認しておきましょう。

コンビニATMでキャッシングする際の流れ

コンビニATMでのキャッシングは、主に以下の流れで行うことになります。

1、コンビニATMにカードを挿入する
2、キャッシング(借入)のボタンをタッチする
3、暗証番号を入力する
4、利用金額を入力する
5、お金と利用明細を受け取る


キャッシュディスペンサー(CD)やATMについてはこちらを参照してください。

関連リンク:キャッシュディスペンサー(CD)とは?ATMとの違いや利用時の注意点も解説

コンビニATMでのキャッシングはアコムがおすすめ

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アコムではコンビニなどの提携ATMのほか、アコムATMやインターネットバンキングなど多くの方法で借入・返済を行うことができます。

公式アプリの「myac」 を利用すれば、アプリに表示されるQRコードを利用して、セブン銀行ATMでカードを持たずに借入・返済を行うことができます。

また、お申し込みから最短20分で融資可能となり、出先で急いで利用をしたい場合などにも対応可能です(※)。

アコムのACマスターカード であれば、キャッシングとショッピング両方の機能がついており、コンビニATMなどでも使うことができるのでおすすめです。

(※)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

関連リンク:アコムATMやコンビニATMで借りる(お借入)

まとめ

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出先でキャッシングを利用する可能性がある場合は、ご自身がすでに持っているクレジットカードにキャッシング機能があるのかをまず確認しましょう。

キャッシング機能付きのクレジットカードやキャッシュカード、カードローンの契約が無い場合には、新たに審査が必要となるため、必要に応じて事前に審査を受けるようにしましょう。

コンビニATMを利用したキャッシングは大変便利ですが、手数料の有無や利用上限金額などを確認し、適した借入方法や返済方法を利用するようにしましょう。


執筆者:大間 武

ファイナンシャル・プランナー(CFP)、会計コンサルタント、株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役 飲食業をはじめ多業種の財務経理、IPO予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャル・プランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。

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