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2023.10.27

キャッシングの利息の計算方法とは?計算式や1ヵ月の支払いシミュレーションも紹介 wave

キャッシングの利息の計算方法とは?具体的な利息の計算式も紹介

「利息」とは、お金の貸し借りに対して支払われる対価のことです。

キャッシングの返済では、借りたお金である「借入残高(元金)」だけでなく、「利息」も含んだ金額が毎月の返済額となります。利息計算について正しい知識を持っておくことで、カードローンなどのキャッシングサービスを上手に利用することができるでしょう。

この記事では、利息の計算方法について詳しく解説していきます。具体的な利息の計算式や、アコムの「ご返済シミュレーション 」の活用のコツについてもご紹介するので、お借入の前や返済計画を立てる際にご参照下さい。

  1. 利息の計算方法
  2. 利息計算の具体例
  3. まとめ

利息の計算方法

電卓

カードローンなどのキャッシングサービスを利用すると、借入残高(元金)と借入利率(実質年率)、利用日数に応じて利息が発生します。DVDをレンタルした際のレンタル料にも例えられる利息は、利用日数が長くなるほど金額が増えていきます。

利息の計算式

・借入残高×借入利率÷365日×利用日数(※1)

(※1)借り入れの当日はご利用日数に含まれません。うるう年は、365日が366日になります。

例えば、実質年率が18.0%で10万円を借入した場合を解説します。

30日間利用した場合、「10万円×18.0%÷365日×30日」となり、利息は1479円です。15日間利用した場合、「10万円×18.0%÷365日×15日」となり、利息は739円です。

利息は利用日数分で計算するため、早く返済するほど支払う利息額は少なくて済みます。

キャッシングの金利

利息を計算するときに用いられる「金利」とは、借りたお金に対し支払う利息の割合をいいます。利息には「日歩」、「月利」、「年利」といった単位がありますが、一般的に「年利」が用いられています。

「年利」は、元金に対する1年間の利息の割合を示したもので、利息計算の単位を1年として計算します。アコムの貸付利率も「実質年率」という年利表示に基づくものです。

アコムの貸付利率は3.0%~18.0%(実質年率)です。なお、お客さまのご契約極度額に応じて適用される貸付利率(実質年率)が決まります。

実質年率とは

カードローンの金利は「実質年率」で表記されるのが一般的です。実質年率は、借入残高を基準として利息を計算する場合に適用される金利です。

利息制限法では、ごく一部の例外を除き、貸し手が受け取る元本以外の金銭は、すべて利息とみなされます。そのため、実質年率で計算される利息には、手数料などの金額も含まれます。

実質年率に対して、「アドオン金利」という金利の表記方法もあります。

実際にカードローンを利用すると、毎回の返済によって徐々に元金が減っていきます。実質年率の場合は、借入残高(元金)に基づいて利息を計算するため、この元金の減少は利息計算に反映されます。

一方で、アドオン金利は、元金が減少しないと仮定して利息を計算する「アドオン方式」に基づいて計算されます。利息計算がしやすいというメリットがありますが、実際に支払う利息はアドオン金利で計算した利息よりも高くなる点に注意が必要です。

そのため、アドオン金利を表示する場合には、実質年率も併記することが法律で定められています。正しく利息額を把握するために、借入の際は必ず実質年率を確認しておきましょう。

利息計算の具体例

ご紹介した計算式を用いて利息計算をすることは可能ですが、実際の返済金額や返済回数については、シミュレーションツールを用いると計算が簡単になります。

アコムの「ご返済シミュレーション」では「毎月の返済金額はどれくらいになるのか?」、「月々で考える返済金額だと返済回数はどれくらいになるのか?」といった2つの方法から、カードローン返済のシミュレーションをすることができます。

それぞれのシミュレーションをした利息計算の具体例をご紹介します。

「返済金額(毎月)」のシミュレーションを利用した利息計算

毎月の返済金額は、返済回数によって変わります。このシミュレーションでは、借入希望金額と借入利率(実質年率)、返済回数(毎月1回払い)を入力することで、毎月の返済金額や利息額を試算することができます。

契約極度額50万円の方が10万円を実質年率18.0%で借入して、30回で返済した場合のシミュレーション結果は以下の通りです。

10万円を30回で完済した場合のシミュレーション

毎月の返済金額4,163円
利息総額24,911円
返済総額124,911円

そして、半分の返済回数である15回で返済した場合のシミュレーション結果は、以下のようになります。

10万円を15回で完済した場合のシミュレーション

毎月の返済金額7,494円
利息総額12,409円
返済総額112,409円

返済回数によって生じた利息総額の差は、12,502円です。返済回数が半分になると、利息総額も約半分になっています。このように、カードローンの利息は返済期間が短くなるほど少なく抑えることができます。

なお、カードローンの利息を節約する方法は早期完済だけではありません。一部のカードローンでは、一定期間は利息が発生しない無利息サービスが用意されており、サービス期間内に返済した借入残高は利息なしで利用することができます。

アコムとの契約がはじめてで、無担保のカードローンを利用される方は、「30日間金利0円サービス」をご利用いただけます。ご契約の翌日から30日間が無利息の適用期間となるため、利息を抑えて借入したい方はぜひご活用ください。

「返済回数(毎月1回)」のシミュレーションを利用した利息計算

ここでは、「返済回数(毎月1回)」のシミュレーションを用いて、最少返済金額で返済した場合のシミュレーションを行います。

契約極度額50万円の方が、10万円を実質年率18.0%で借入して、最少返済金額のみで完済した場合の返済シミュレーションは以下のとおりです。

10万円を最少返済金額で完済した場合のシミュレーション

返済回数47回
毎月の返済金額3,000円
利息総額39,639円
返済総額139,639円

最少返済金額のみで完済する場合は、毎月の返済金額が少なくなるメリットがありますが、返済期間は長くなってしまいます。早めに完済して利息を減らしたい方には、追加で返済するか、返済資金が用意できたタイミングで一括返済することをおすすめします。

まとめ

%の積み木

この記事では、利息の計算方法について詳しく解説しました。

利息とは、金銭の貸し借りに対し支払われる対価のことです。カードローンなどのローン商品では、実質年率を用いて利息が計算され、借入残高や利用日数に応じて利息額が変動します。

利息を抑えて利用するためには、借入残高をできるだけ早く減少させることがポイントです。返済シミュレーションを活用しながら、計画的にキャッシングをご利用ください。

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