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2025.12.15

カードローンの利息を減らす方法とは?金利を下げる方法や金利の決まり方、返済負担を抑える方法を解説 wave

カードローンの利息を減らすには、返済期日を守ったり、繰上返済したりするなど計画的に返済することが大切です。なぜ、カードローンの利息を減らすには計画的に返済することが大切なのか知るためにも、利息の計算に使う金利の仕組みについて理解しておきましょう。

この記事では、カードローンの利息を減らす方法、金利の概要や金利を下げる方法について解説します。カードローンの返済負担を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

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  1. カードローンの金利とは?
  2. カードローンの金利を下げる方法
  3. 利息を減らす方法
  4. まとめ

カードローンの金利とは?

金利のブロック

金利とは、借りたお金(元金)に対する利息の割合を示したものです。金利のほかに「利率」と呼ばれることもあり、パーセント(%)で表示されます。カードローンでお金を借りると利息が発生しますが、利息は金利や借入金額、利用日数などによって決まります。

利息を減らす方法を知るためにも、まずは金利の仕組みについて理解しておきましょう。

カードローンの金利は、主に以下の2つによって決まっています。

  • 貸金業法によって上限金利は決まっている
  • 借入先によって異なる

貸金業法によって上限金利は決まっている

貸金業法では、消費者金融などの貸金業者の上限金利を以下のとおりに定めています。

借入金額上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

消費者金融などの貸金業者の金利は、審査で決まる借入限度額(契約極度額)に応じて、必ず上記の範囲内で設定されています。例えば、借入限度額(契約極度額)が50万円のときは年18.0%以下、100万円のときは年15.0%以下の上限金利が適用されます。

上限金利を超える部分は無効となり、貸金業者は行政処分の対象になります。

関連リンク:カードローンの金利はどうやって決まる?金利の仕組みや計算方法、金利を抑える方法を解説

借入先によって異なる

カードローンの上限金利は貸金業法によって定められていますが、借入先(金融機関)によっても異なります。

例えば消費者金融のカードローンは、貸金業法の上限に近い金利が設定されるのが一般的です。アコムの金利も年3.0%から18.0%で、借入限度額(契約極度額)が100万円未満の場合、最大で年18.0%の金利が適用されます。

一方、銀行カードローンは、上限金利が15.0%以下に設定されているのが一般的です。契約当初の金利差で比較すると銀行カードローンの方が低い傾向で、利息を抑えやすくなっています。

ただし、銀行カードローンは一部を除いて即日融資を受けられない傾向にあるため、「できるだけ早く借りたいとき」や「土日祝日に借りたい」方には向いていません。金利から計算される利息だけでなく、それぞれのメリットを把握した上で自身の利用状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。

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カードローンの金利を下げる方法

低金利でカードローンを利用するイメージ画像

カードローンの金利を下げる方法には、主に以下のような方法があります。

  • 借入限度額(契約極度額)を増額する
  • 金利の低いカードローンへ借り換える

借入限度額(契約極度額)を増額する

カードローンの借入限度額(契約極度額)を増額すると、貸金業法により金利が下がる可能性があります。

例えば、借入限度額(契約極度額)が50万円の場合、年18.0%が上限金利として定められていますが、100万円に増額すると上限金利は15.0%以下に下がります。貸金業法の上限金利が借入金額100万円以上は年15.0%以下と定められているためです。

また、借入限度額(契約極度額)は増額することで金利が下がる可能性があるだけでなく、急な利用予定が出来たときの備えとして安心です。

金利の低いカードローンへ借り換える

金利の低いカードローンに借り換えるのもひとつの方法です。上限金利が低く設定された金融機関のカードローンへ借り換えることによって、適用される金利が下げられる可能性があります。

また、複数の金融機関から借入している場合は、複数の借入をひとつにまとめられる「おまとめローン」を利用するのもおすすめです。

例えば、消費者金融3社からそれぞれ50万円ずつ借りていると貸金業法によって年18.0%の金利が上限になりますが、おまとめローンで1社にまとめると借入金額が150万円になって金利が年15.0%以下まで下げられます。

関連リンク:消費者金融とは?メリット・デメリットや銀行との違いをふまえて消費者金融の仕組みを解説

利息を減らす方法

DEBT ブロック 利息

ここからは、借りたお金の利息を減らす方法として、金利を下げる以外のポイントについて解説します。具体的には以下のようなポイントがあります。

  • 繰上返済する

  • 返済期日を守る

  • 返済計画を立てる

繰上返済する

カードローンの返済は、毎月決まった日に決まった金額を返済する約定返済が一般的です。

約定返済に加えて追加で返済することを「繰上返済」といい、繰上返済することで約定返済よりも早く借入残高を減らすことができます。そのため、返済期間が短縮されて、その分だけ利息負担を抑えることができます。

例えばアコムでは、利用者の都合に合わせて毎月の約定返済に追加で返済することが可能です。追加で返済する場合も通常の返済と同様に、インターネットやアコムのATM、提携先ATMなどで手続きできます。

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関連リンク:カードローンの金利の相場はいくら?返済額を抑えるコツも紹介

返済期日を守る

カードローンの利息負担を減らすには、決められた返済期日までに必要な金額を返済することも大切です。

返済期日に遅れてしまうと、遅れた日数に応じて年20.0%を上限とした遅延損害金など追加の返済負担が発生する可能性があります。

基本的に、遅延損害金は通常のカードローンの金利よりも高く設定されているため、返済が遅れるほど利息負担が大きくなってしまいます。

余分な負担を増やさないためにも、カードローンの返済期日を守るようにましましょう。

返済計画を立てる

利息を減らすには、あらかじめ返済計画を立てておくことが大切です。

無理のない返済計画を立てると余裕をもって返済できて、返済期日の遅れや返済できない状況になることを防ぎ、結果的に返済総額を抑えやすくなります。

返済計画を立てるなら、アコムの「ご返済シミュレーション 」が役立ちます。 ご返済シミュレーションでは、毎月の返済金額や返済期間、利息負担や返済総額を確認することができます。カードローンを利用する前に活用してみてください。

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まとめ

まとめ

カードローンの利息を減らすには、利息の計算方法や金利の仕組み、金利を下げる方法について理解しておくとよいでしょう。

消費者金融など貸金業者のカードローンの利息は、借入限度額(契約極度額)に応じて貸金業法で上限金利が決まっており、取り扱う金融機関や商品などによっても異なります。借入限度額(契約極度額)を増額したり金利が低いカードローンに借り換えたりすることで金利が下がる可能性もあり利息を減らしたいときは検討してみましょう。

また、金利以外でも返済計画を立てた上で繰上返済をしたり、返済期日を守ったりして利息を減らすことが可能です。

アコムでは、返済計画に役立つ「ご返済シミュレーション 」やうっかり返済期日の忘れの防止に役立つ公式スマホアプリ「myac 」のプッシュ通知、「eメールサービス 」を提供しています。

カードローンを利用する際は、毎月の返済金額や返済期間をしっかり確認した上で、返済期日に遅れず計画的に返済を進められるようにしましょう。

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監修者:高柳 政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。

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