カードローンの仮審査を解説!本審査との違いやチェックされるポイントは?
2025.05.22

カードローンの仮審査とは?カードローンの仮審査と本審査の違いや審査に通らないケースも解説 wave

カードローンの審査内容は提供する金融機関ごとに異なり、仮審査と本審査の2段階の審査が実施されることがあります。仮審査は、一般的に本審査の前に機械的に実施される簡易的な審査のことです。

この記事では、仮審査とはいったいどういったものなのか、また、審査ではどういった点が見られるのかについて解説していきます。

  1. カードローンの仮審査とは
  2. カードローンの審査でチェックされるポイント
  3. 仮審査に通ったが本審査に通らないこともある
  4. まとめ

カードローンの仮審査とは

カードローンの仮審査とは、本審査の前に実施される簡易的な「事前審査」のことです。

仮審査では、申し込み時に申告した自宅や勤務先などの属性情報や、他社の借入状況などの信用情報などをもとに、申込者の返済能力を調査することが一般的です。

ただし、カードローンの種類によって仮審査の有無は異なり、仮審査がなく本審査のみが実施される場合もあります。

仮審査と本審査の違い

一般的なカードローンの審査の流れは、カードローンに申し込んだ後、仮審査が実施され、本人確認書類や収入証明書など審査に必要な書類を提出したあとに「本審査」が実施されます。

2つの審査をとおして申込時の本人情報(属性情報)、信用情報(他社の借入状況など)、本人確認書類など審査に必要な書類をもとに申込者の本人確認や返済能力が調査されます。

すなわち、本審査とは、カードローンの借入の可否を決める最終的な審査のことです。本審査では、仮審査の情報の正確性を確かめるため、申込者から提出された本人確認書類や収入証明書類をもとに、詳細な審査が実施されます。

さらに、本審査では勤務先へ電話での在籍確認が実施される場合があります。

在籍確認とは、申込者が申告した勤務先に在籍しているかどうかを、金融機関から勤務先に電話をかけるなどの方法で確認することを指します。電話ではなく、勤務先に在籍していることを証明する書類の提出や申告内容によって、在籍確認が実施される場合もあります。

アコムでは、原則、電話による在籍確認を実施していません。もし実施が必要となる場合でも、申込者の同意を得ずに実施することはありませんので安心してください。

また、実施が必要となる場合も、「社名ではなく個人名を名乗る」など、プライバシーに十分配慮したうえで実施しています。そのうえ、電話をかける担当者が男性か女性かなどの希望もできる限り配慮してもらえるため、要望があれば気軽に相談してみましょう。

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カードローンの審査でチェックされるポイント

カードローン審査のポイントをイメージした画像

カードローンの審査基準は公開されていないため詳細を把握することはできませんが、仮審査や本審査では、申込者が申告した内容をもとに、返済能力調査のため以下の2つのポイントがチェックされます。

チェックされるポイント

  • 属性情報
  • 信用情報

それぞれ、どのような情報を指すのか確認してみましょう。

属性情報

属性情報とは、自宅や勤務先など申込者に関する基本的な情報のことです。

カードローンを提供している多くの金融機関では、申込条件に「安定した収入があること」を挙げており、返済能力を判断するために属性情報が確認されます。

信用情報

信用情報とは、カードローンやクレジットカードの契約内容や借入状況、借入残高など、申込者の過去から現在までの取引実績のことです。

信用情報に記録されている内容には、以下のようなものがあります。

  • カードローンやクレジットカードの契約状況
  • 借入件数
  • 借入金額
  • 契約しているローンやクレジットカードの返済状況
  • 返済の遅れや債務整理など

上記の情報は信用情報機関に一定期間記録されており、カードローンを提供している金融機関では審査の際に返済能力の調査のために照会しています。過去にカードローンやクレジットカードの返済を遅れたり、債務整理をした記録が残っていたりすると、審査結果に影響する可能性があります。

仮審査に通ったが本審査に通らないこともある

審査のブロック

仮審査と本審査は別々の審査のため、審査結果が異なる可能性がある点に注意が必要です。

そのため、仮審査に通っても、本審査に通らないこともあります。

前述のとおり、借入の可否が明らかになるのは本審査の結果が出たあとです。仮審査を通ったのに本審査に通らない理由は、審査内容によって異なりますが、例えば、勤務先の在籍確認が取れない場合には本審査に通らない可能性もあるでしょう。

関連リンク:在籍確認の電話は勤務先にかかってくる?アコムは原則として電話での在籍確認なしってほんと?

まとめ

カードローンの選び方をイメージした画像

カードローンの審査では、本審査の前に仮審査が実施されることがあります。

仮審査とは、申し込みの際に申告した自宅や勤務先情報などの申込者の属性情報、他社借入状況などの信用情報などから、返済能力の調査を実施する事前審査のことです。

一方、本審査とは、本人確認書類や収入証明書など審査に必要な書類を提出したあとに実施され、カードローンの借入の可否を決める最終的な審査のことです。

そのため、仮審査を通っても、本審査に通らないことがあります。審査に必要な本人確認書類や収入証明書類に不備があったり、在籍確認に対応できなかったりすると本審査に通らない可能性があります。事前に必要書類を準備したり、勤務先の在籍確認に対応できるようにするなど、本審査に向けても準備をしておきましょう。

勤務先へ電話連絡による在籍確認への対応が難しい場合、原則として電話による在籍確認を実施しないアコムへの申し込みを検討してみてください。

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監修者:高柳 政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。

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