ローンについてのイメージ画像
2025.11.26

おまとめローンのデメリットとは?おまとめローンのおすすめや上手に活用するポイントも解説! wave

おまとめローンは、複数の借入をひとつにまとめることのできる金融商品です。借入金額にもよりますが、金利が引き下げられることで毎月の返済負担が軽減される可能性もあります。

ただし、おまとめローンにはメリットだけでなくデメリットもあるので、申し込む前に正しく理解しておきましょう。

この記事では、おまとめローンのデメリットやおすすめ(メリット)、おまとめローンを上手に活用するポイントなどを解説します。

アコムへのお申し込みはこちら
  1. おまとめローンのデメリット
  2. おまとめローンのおすすめ(メリット)
  3. おまとめローンを上手に活用するポイント
  4. まとめ

おまとめローンのデメリット

おまとめローンとは

複数ある借入をひとつにまとめた結果、返済負担の軽減ができるおまとめローンですが、以下のようなデメリットが発生する可能性があります。

おまとめローンのデメリット

  • 返済期間が長くなると利息負担が増える
  • 追加で借入できない可能性がある
  • まとめられない借入がある

返済期間が長くなると利息負担が増える

おまとめローンを利用すると毎月の返済金額が抑えられる一方、返済期間が長くなり、利息負担が増える可能性があります。

一般的なローンの利息は、「借入金額×金利(借入利率)÷365日(※1)×利用日数(※2)」で計算されます。

(※1)うるう年は、365日が366日になります。
(※2)借入の当日は利用日数に含まれません。

利息は利用日数によって日割りで発生するため、返済期間が長くなると利息負担が増えます。

つまり、おまとめローンで金利が下がり毎月の返済金額が少なくなったとしても、返済期間が長くなると利息負担が増えて、最終的な総返済金額が多くなる可能性があります。

おまとめローンを利用する前に、返済計画を立てて毎月の返済金額や返済期間などをシミュレーションしておくと良いでしょう。

追加で借入できない可能性がある

おまとめローンの審査でチェックされるポイントを紹介!審査対策についても解説

一般的なおまとめローンは、複数の借入をひとつにまとめる「返済専用」の商品で、追加で借入できない可能性があります。

一般的なカードローンは、契約時に設定された借入限度額(契約極度額)の範囲内であれば、原則として繰り返し借入できます。

一方、おまとめローンは返済専用の契約であるため、借入金額の一部を返済しても借入可能額は増えません。追加で借入したい場合は、おまとめローンとは別に新たにカードローン等の契約が必要です。

そのため、おまとめローンで借入をひとつにまとめても、追加借入のために別のローンを契約することで、再び返済金額や返済期日などの返済管理が増えてしまいます。

まとめられない借入がある

おまとめローンでは、まとめられる借入の種類が商品によって異なることに注意が必要です。

例えば、アコムの借換え専用ローン(おまとめローン) の場合、おまとめの対象となる借入は、消費者金融からの借入やクレジットカードでのキャッシングに限ります。銀行のカードローンやクレジットカードのショッピング利用等は対象外のため、まとめることはできません。

おまとめローンごとにまとめられる借入の種類が異なるため、事前におまとめローンを取り扱う金融機関に確認しておきましょう。

関連リンク:おまとめローンの審査は厳しい?審査のポイントや注意点をわかりやすく解説

おまとめローンのおすすめ(メリット)

おまとめローンをイメージした画像

おまとめローンには前述したデメリットもありますが、さまざまなメリットもあります。おまとめローンのおすすめ(メリット)は、主に以下の2つです。

おまとめローンのおすすめ(メリット)

  • 金利負担が軽減される可能性がある
  • 返済管理がしやすくなる

金利負担が軽減される可能性がある

おまとめローンを利用すると、金利負担が軽減される可能性があります。消費者金融など貸金業者が設定できる上限金利は、貸金業法によって以下のように定められているためです。

借入残高上限金利(年率)
10万円未満20.0%
10万円以上100万円未満18.0%
100万円以上15.0%

例えば3社から50万円ずつ年18.0%で借入している場合、おまとめローンを利用して借入を1社で150万円にまとめられると、貸金業法の上限金利である年15.0%以下に引き下げられます。

複数の金融機関から借入している金額にもよりますが、おまとめローンを利用してひとつにまとめることで金利が下がり、毎月の金利負担を抑えられる可能性があるのがおまとめローンのメリットです。

返済管理がしやすくなる

おまとめローンを利用すると、返済管理がしやすくなるメリットもあります。

複数の金融機関から借入している場合、それぞれ返済期日や返済方法が異なり返済の手間や確認作業が増えて面倒です。おまとめローンなら複数の返済日や返済方法をひとつにまとめられるため、煩雑になりがちな返済スケジュールの管理がしやすくなります。

また、一般的なおまとめローンは追加で借入できないため、必要以上に借り過ぎることもなく計画的に完済を目指せます。

関連リンク:おまとめローンは総量規制の対象外!どんなメリットや注意点があるのかわかりやすく解説

おまとめローンを上手に活用するポイント

カードローン選びのポイントをイメージした画像

おまとめローンを上手に活用するポイントは、事前に返済計画を立てておくことです。

おまとめローンを利用すると金利が引き下がり、毎月の返済金額が少なくなる可能性がありますが、一方で返済期間が長くなってしまい、最終的な総返済金額が増えてしまうことも考えられます。

そうならないためにも、事前に返済計画を立てて、毎月の返済金額や返済期間などをシミュレーションしておくことが大切です。

収支のバランスを考えながら、無理のない返済計画を立てて早期完済を目指すのがおまとめローンを上手に活用するポイントです。

関連リンク:借入れの金利・利息の計算方法は?返済シミュレーションや返済時の注意点も紹介

まとめ

まとめ

おまとめローンは、複数の借入をひとつにまとめられて、返済負担が抑えられたり返済管理がしやすくなったりする反面、「返済期間が長くなり、利息負担が増える」「追加で借入できない」可能性があるなどのデメリットがあります。メリットだけでなく、デメリットについても正しく理解することが大切です。

おまとめローンを上手に活用するには、事前に返済計画を立てておくとよいでしょう。毎月の返済金額や返済期間をシミュレーションすることで、返済期間が長くなって総返済金額が増えないように対処できます。

アコムのおまとめローンである「借換え専用ローン 」は、消費者金融からの借入、クレジットカードでのキャッシング利用をまとめることができます。

借入先をひとつにまとめて利息負担を抑えたい方は、ぜひアコムに相談するとよいでしょう。

借換え専用ローンへのお申し込みはこちら

監修者:高柳 政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。

wave wave

RELATED RELATED

  1. カードローン・キャッシングのアコム
  2. お金の学び場「LOAN myac」
  3. おまとめローン
  4. おまとめローンのデメリットとは?おまとめローンのおすすめや上手に活用するポイントも解説!